幸福に生きることは人間にとって普遍的な願いです。今日まで、物質文明の隆盛は人類の幸福に寄与してきました。しかし、物質的豊かさをもたらした西欧の近代科学技術至上主義は、人の心のあり方や豊かさを深く洞察することに基軸を置いたものではありませんでした。その結果、現代社会のあらゆる場において、心と体の不均衡に由来する歪みや病的状態を引き起しています。